2015.11.09更新

みなさん、こんにちは。
神戸市北区で開業している岩田歯科医院、院長の岩田です。

妊娠中は自己免疫力が低下することが多いので、歯肉が炎症を起こしやすくなっています。大変ではありますが、色々と工夫をし様子を見ながらお口の中を清潔に保つことが大切です。

例を挙げると、妊娠中は匂いに敏感になります。なので、香料の強い歯磨き粉は使わないようにしましょう。また、歯磨き粉は必ず使わなくてはいけないものではありません。丁寧なブラッシングができていれば使用しなくても問題はありません。

また、歯ブラシは小さめのヘッドの物を使うのをおすすめします。大きい物を使用すると粘膜が刺激され吐き気を催すこともあります。そして、下を向いて歯磨きをするのもおすすめです。喉に唾液などが溜まると刺激で吐き気を催しますので、なるべく刺激を与えないように磨くようにしましょう。

妊娠中に、歯のことでわからないことや、お困りのことがありましたら、ご相談ください。

投稿者: 岩田歯科医院

2015.11.07更新

みなさん、こんにちは。
神戸市北区で開業している岩田歯科医院、院長の岩田です。

成長期に身に付く習慣はとても大切です。お口の中のトラブルを抱えたままでは、ストレスのない日常生活は送れません。また、乳歯の早期欠落は、永久歯にも悪影響を及ぼしますし、発育障害や、咀嚼障害も引き起こします。規則正しい時間に食事をする、バランスのとれた食事をする、食後に歯磨きをするなど、早い時期に正しい生活習慣を身に付けることに勝るものは無いと言えます。

周りの大人はしっかりとお子さまに歯の大切さ、正しい歯磨きの仕方、間食の摂り方などを教えていきましょう。

成長期に身に付いた良い習慣は、大人になってからも続いていきますので、お口の中のトラブルも少ないと思います。
逆に、成長期にお口のケアを疎かにしていると、大人になっても疎かにしがちで、後からはなかなか正しい習慣が身に付きません。
乳歯を大切にする子は大人になってからも歯の健康に違いが出ます。

 

投稿者: 岩田歯科医院

2015.11.05更新

みなさん、こんにちは。
神戸市北区で開業している岩田歯科医院、院長の岩田です。

知覚過敏は、歯肉が下がって歯の根元が露出したり、歯のエナメル質が削れてしまったりすることで発生します。そして、一度退縮してしまった歯肉や、削れてしまったエナメル質は元には戻りません。
ですので、知覚過敏にならないように予防することが大切です。

歯ブラシの毛先がすぐに開いてしまう方は、歯ブラシをする時の力加減をしなくてはいけません。歯と歯肉の正しい磨き方、歯ブラシの持ち方を身につけるようにしましょう。
また、歯ぎしりをする方は、マウスピースを入れて寝ることをおすすめします。
他には、フッ素入りの歯磨き粉を使用して歯質の強化をするのも良いです。

早めに気づくことが、歯と歯肉を守る第一歩です。
しかしご自身では、進行度合をチェックするのは難しく、症状が出てから気づくことがほとんどです。
定期的にご来院頂いて一緒にお口の中の状態をチェックしていきましょう。

投稿者: 岩田歯科医院

2015.10.10更新

みなさん、こんにちは。
神戸市北区で開業している岩田歯科医院、院長の岩田です。

先日のブログでキシリトールとリカルデントのお話をしましたが、いくつかの質問にお答えします。

●キシリトールは即効性があるの?
だいたい2週間~1か月程度で効果が現れます。そして、1~2年摂取をしていれば、やめても3~5年は効果が持続すると考えられています。

●シュガーレスのガムを噛むと歯磨きは必要なくなるの?
シュガーレスのガムを噛んでいても、歯磨きは必要です。粘着性のあるプラーク(歯垢)をサラサラにさせる働きがキシリトールなどにはあるので、ガムを噛んだ後に歯磨きをすると、プラーク(歯垢)を簡単に取り除くことが出来るようになります。

●妊娠中はキシリトールやリカルデントを摂っても大丈夫?
安全です。歯磨きが辛い時でも歯の表面がサラサラにされ、爽快感があります。

みなさんも、キシリトールやリカルデントを積極的に活用するようにしましょう。

投稿者: 岩田歯科医院

2015.10.10更新

みなさん、こんにちは。
神戸市北区で開業している岩田歯科医院、院長の岩田です。

みなさんも、耳にしたことがあると思いますが、「ドライマウス」というのはどのような症状か知っていますか?

今回は、そんなドライマウスのお話です。

人が食事をしたり、会話が出来たりするのは、お口の中が唾液で潤っているからです。唾液は、お口の中をキレイに保つための自浄作用や免疫作用、抗菌作用もある大切な分泌物で、一日に約1.5リットルも分泌しています。この唾液が出なくなってしまう症状が「ドライマウス」です・

ドライマウスになると、ごく普通の「食べる」「飲み込む」「話す」といった動作がうまくできなくなったり、歯の変色の原因になったりします。またお口の中の清潔さが保てなくなり、虫歯や歯周病にもかかりやすくなります。お口の中の細菌が繁殖して口臭の原因にもなります。

ドライマウスの症状が出たら早めに受診するようにしましょう。

投稿者: 岩田歯科医院

2015.10.06更新

みなさん、こんにちは。
神戸市北区で開業している岩田歯科医院、院長の岩田です。

たまに、歯肉が痛くて歯ブラシが当てられないという相談を受けます。
そういった方は、腫れの原因を探り、治療をすることが大切です。そして、ホームケアも重要になってきます。

腫れているところは細菌が活動している証拠です。少しずつで良いので歯ブラシを行うようにしましょう。その際、歯ブラシの硬さは「やわらかめ」を使用してください。
磨き方は、歯ブラシを45度に傾け、歯と歯肉の境目に毛先を当てるようにしてください。当てたら左右に微動させてください。1㎜程度のストロークをするのがコツです。歯と歯肉の間に付着した歯垢がよく取れます。この磨き方をバス法といい、歯周病予防にも有効です。圧をかけない磨き方なので痛みが抑えられます。
また、歯ブラシは鉛筆を持つように持ち、優しく磨くようにしてみましょう。

歯肉が腫れたら放置せず、すぐに受診するようにしましょう。ホームケアも一緒に提案させていただきます。

 

投稿者: 岩田歯科医院

2015.10.04更新

みなさん、こんにちは。
神戸市北区で開業している岩田歯科医院、院長の岩田です。

歯の根の治療(神経の治療)は回数がかかります。始めに説明は受けていると思いますが、途中で、通院をやめてしまう方がとても多いです。

こちらとしても、その日に治療を終わらせることが出来ないのは、なんだか心苦しいのですが、やはり完全に虫歯を取り除くとなると、ある程度回数は必要になります。

歯の根の形は複雑で、確実に炎症を取り除くには回数がかかり、また一旦起きた炎症はすぐに引かないので、症状に合った薬を何回か交換する必要があります。

もし、根の治療を途中でやめてしまったらどうなるのでしょうか?
治療中は仮の蓋がしてありますが、あくまで仮ですので、治療を中断してしまうと、蓋がとれたり、隙間から食べ物が入って中が汚れたりして、痛みや腫れの原因になります。また、発熱、頭痛、顎のあたりまで痛む場合もあり、最悪の場合は抜歯しなくてはなりません。

根の治療は根気が必要ですが、ここで頑張ると予後が良くなります。
出来る限り定期的に通院して、途中で通院をやめてしまった方も早めに受診を再開してください。

 

投稿者: 岩田歯科医院

2015.10.03更新

みなさん、こんにちは。
神戸市北区で開業している岩田歯科医院、院長の岩田です。

乳歯は12歳頃にほとんどなくなって、24本の永久歯へと生え変わります。
たまに、乳歯は永久歯に生え変わるから虫歯になっても心配する必要はないと思っている方がいらっしゃいます。
しかし、それは間違いです。
今回は乳歯の役割についてお話します。

①噛む
よく噛むことで、お口の中にたくさん唾液が出るので、食物の消化・吸収がよくなります。また、噛む刺激が脳の発達にもよい影響を与えると言われています。

②話す
前歯が1本なかったら「さしすせそ」を正しく発音することが難しくなります。無理に発音するとクセのある話し方になってしまいます。歯が正しく生えそろっていることで発音も正しく育ってくるのです。

③永久歯を正しく導く
乳歯の下では、永久歯が成長し生える準備をしています。しかし乳歯が健康に生えそろっていないと、永久歯が正しい場所へと導かれず、歯並びにも影響してきます。

 

 

投稿者: 岩田歯科医院

2015.09.10更新

みなさん、こんにちは。
神戸市北区で開業している岩田歯科医院、院長の岩田です。

みなさんも歯の神経を抜いた経験があるかもしれません。できれば神経は残したいものですが、抜かざるを得ないということもあります。
では、どのようなときに神経を抜かなくてはいけないのでしょう。

虫歯が深く、神経付近まで達すると、常に強い痛みを感じるようになります。その場合、神経を抜いて根の治療をする必要があります。痛みを我慢して腐った神経をそのままにしていると、さらに悪化してしまうおそれがあります。
また、場合によっては神経付近に虫歯が進行して痛みが出ても、そのままにしておくと慢性症状になって痛みがなくなる場合もあります。でも、痛みがなくなっても安心しないでください。
虫歯を放っておくと、必ず進行していきます。
そして最終的には歯を抜かなくてはいけなくなります。

みなさんも、歯のトラブルが発生した時やいつもと違うなと感じた時は、早めに歯医者を受診しましょう。

投稿者: 岩田歯科医院

2015.09.07更新

みなさん、こんにちは。
神戸市北区で開業している岩田歯科医院、院長の岩田です。

近年、「特定保健用食品」という言葉が広く使われるようになり、みなさんもTVや雑誌などで聞き慣れていると思います。
今回は、歯科にまつわる特定保健用食品についてお話していきたいと思います。

歯科で推奨している特定保健用食品には主に「キシリトール」と「リカルデント」があります。

この2つの効果についてそれぞれ説明していきます。

「キシリトール」
キシリトールは砂糖と同じ甘さがあるのに、砂糖と異なり、虫歯の原因となる酸の材料にはなりません。その結果、虫歯の活動自体が抑えられます。
更に、キシリトールの甘さで唾液がたくさん出ることで、歯の再石灰化が促進されるので、歯を丈夫にする効果もあります。

「リカルデント」
リカルデントは虫歯の始まりを抑える脱灰抑制効果、再石灰化、歯が酸によって溶けるのを防ぐ耐酸性効果があります。
牛乳に含まれる天然成分の複合体で作られたものです。

みなさんも、これらの特定保健用食品を生活に上手に取り入れてみてください。

投稿者: 岩田歯科医院

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