2017.04.11更新

こんにちは!神戸市北区の岩田歯科医院です。
皆様は、しっかりと歯磨きができていますか?
定期的に健診を受けて、ブラッシング指導を受けている方の中には、ご自身のブラッシング技術に自信を持たれている方も少なくないと思います。

しかしブラッシングは、患者様自身の「磨き方」がたとえしっかりとしていたとしても、きちんと磨けていないという状況を作り出してしまうことがあります。
それは、使っている歯ブラシが原因です。

歯磨きの仕方が申し分なくて、歯ブラシが新品で丁寧に時間をかけてブラッシングをしていれば問題ないでしょう。
しかし使い古した歯ブラシとなると、そうはいきません。
ライオン歯科衛生研究所の調べた結果によりますと、歯ブラシの毛先が左右に広がってしまっている状況におけるプラークの除去率は新品時と比較すると62パーセントまで落ちてしまっているということが分かっています。

つまり、歯ブラシの毛先が開いてきたらすぐに新品にチェンジ!
目安ですが、最低でも一ヵ月に一回は新しい歯ブラシに交換していただきたいものです。

投稿者: 岩田歯科医院

2017.04.09更新

こんにちは!神戸市北区の岩田歯科医院です。
歯を健康に守るためには、かかりつけの歯科医院を作って定期的な健診とPMTCを行うことは基本ですが、確かにそれは基本ではありますけれども、それだけで虫歯や歯周病を予防できるのかといいますと、それは不可能です。

口腔内を常に清潔に健康的に保つためには、毎日のブラッシングが一番大切なこと。
そしてそのブラッシングを「きちんと行えているか?」ということが重要になってきます。
患者様にお伺いしますと、ブラッシングは毎日行ってくださっている患者様が大半です。
しかし歯垢の残り具合をチェックしますと、しっかりとブラッシングができているとは言い難い患者様も多いです。
そこで今回は、「きちんとしたブラッシング」についてお話をしていきたいと思います。

まず、前歯の歯並びが悪い方や、前歯が部分的に凸凹並んでいる部分に関しては、歯を一本ずつ洗うようなイメージで歯ブラシを上下に動かすような感じで磨きます。
歯ぐきと歯の境目は、歯垢が溜まりやすい場所です。
ここは、歯ブラシを斜めにして45度の角度で毛先をあてて、丁寧に少しずつ磨いていくことがポイントです。
左右上下の動かし方ですが、大きく動かすのではなく、小さな動きで。
あまり手先に力を入れず、優しく磨き上げるのが正解です。

投稿者: 岩田歯科医院

2017.04.08更新

皆様こんにちは!神戸市北区の岩田歯科医院です。
予防のために歯科医院へ通院するという考え方が浸透しつつある中においても、まだまだ歯医者というのは虫歯になって治療に行くところと思われている方が多いです。

歯というものは一度削ってしまいますと、そこは歯にとってダメージとなってしまうものです。
虫歯をしっかりとなおしたとしましょう。
たしかにその虫歯は完治したといえます。
でも一度治療をしても、再度虫歯になってしまうことがあります。
一度でも削ってしまった歯は被せ物をしているからOKということではなく、その被せ物の下でまた虫歯が生まれてしまうリスクが高いのです。

正直なところ、被せ物をしている下で虫歯が進行するので見た目的に判断が難しく、それゆえに進行が進んでしまっている患者様が多々おられます。
進行が進みすぎてしまっていたり、再虫歯を繰り返していくうちに、最終的には神経を抜いて・・・という治療に繋がっていってしまいます。

一度治療をしているから大丈夫ということは絶対にありません。
逆に一度治療した歯は、虫歯リスクが高い歯であるということで、要注意なのです。
治療して5年、10年と経過している場合は、なおさら注意が必要です。

投稿者: 岩田歯科医院

2017.04.06更新

こんにちは!神戸市北区の岩田歯科医院です。
今日お話をする話題は、当たり前といえば当たり前の話なのですが、お子様の虫歯はすぐに治療しましょうというお話です。
もちろん大人の方の虫歯も、当然早めに治さなければなりません。
しかしお子様の場合、もっと神経質に考えなければなりません。

もし仮にお子様の虫歯を放置して、虫歯の進行度が重度になってしまったとします。
虫歯が重度で歯根の下に膿が生じてしまいますと、その膿がその下にある永久歯に悪影響を及ぼし、歯質が悪化してしまう可能性があるのです。
そうしますと永久歯が生えてきた段階で健康的な永久歯であるとは言い難く、最終的には永久歯も虫歯になりやすくなってしまいます。

乳歯の虫歯がひどくて、抜歯をすることになったとしましょう。
親御様の中には、乳歯だから大丈夫と解釈される方もいますが、乳歯の存在とは永久歯の生えてくるスペースを確保しているという意味合いもありますので、永久歯の歯並びが悪くなってしまったり、本来生えるべき永久歯のスペースを奪ってしまう可能性が出てきます。

今お話したような状況にならないためには、乳歯を虫歯にしないこと。
万が一虫歯になってしまったときは、早急に適切な治療を行い、乳歯を守る必要があるのです。

投稿者: 岩田歯科医院

2017.04.04更新

皆様こんにちは!神戸市北区の岩田歯科医院です。
当院では、定期的な歯科検診と、PMTCを患者様におすすめして促しております。
理由は虫歯や歯周病の予防であることはもちろんなのですが、それと同時に初期虫歯を発見し、「削って治療する」という行為を食い止めたいという想いもあります。

初期虫歯は実は削る治療をしなくても、歯の再石灰化の力で歯の表面の状況を元に戻し、虫歯としての進行を食い止めることが可能です。
しかしその段階で、歯科医師と患者様が初期虫歯の存在に気付き、歯の再石灰化がしっかりと行われるように対策を講じませんと、削る治療を行わなければならないいわゆる普通の虫歯となってしまうのです。
そのためには、定期的に歯をチェックする必要があります。
名前の通り「初期」に見つけ出すだめには、定期的に歯の状況を見ていかなければ、それは不可能だからです。
初期虫歯のうちにしっかりとブラッシングとフロスケア、そしてフッ素を塗布して削る治療を回避しましょう。

投稿者: 岩田歯科医院

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