2015.10.10更新

みなさん、こんにちは。
神戸市北区で開業している岩田歯科医院、院長の岩田です。

先日のブログでキシリトールとリカルデントのお話をしましたが、いくつかの質問にお答えします。

●キシリトールは即効性があるの?
だいたい2週間~1か月程度で効果が現れます。そして、1~2年摂取をしていれば、やめても3~5年は効果が持続すると考えられています。

●シュガーレスのガムを噛むと歯磨きは必要なくなるの?
シュガーレスのガムを噛んでいても、歯磨きは必要です。粘着性のあるプラーク(歯垢)をサラサラにさせる働きがキシリトールなどにはあるので、ガムを噛んだ後に歯磨きをすると、プラーク(歯垢)を簡単に取り除くことが出来るようになります。

●妊娠中はキシリトールやリカルデントを摂っても大丈夫?
安全です。歯磨きが辛い時でも歯の表面がサラサラにされ、爽快感があります。

みなさんも、キシリトールやリカルデントを積極的に活用するようにしましょう。

投稿者: 岩田歯科医院

2015.10.10更新

みなさん、こんにちは。
神戸市北区で開業している岩田歯科医院、院長の岩田です。

みなさんも、耳にしたことがあると思いますが、「ドライマウス」というのはどのような症状か知っていますか?

今回は、そんなドライマウスのお話です。

人が食事をしたり、会話が出来たりするのは、お口の中が唾液で潤っているからです。唾液は、お口の中をキレイに保つための自浄作用や免疫作用、抗菌作用もある大切な分泌物で、一日に約1.5リットルも分泌しています。この唾液が出なくなってしまう症状が「ドライマウス」です・

ドライマウスになると、ごく普通の「食べる」「飲み込む」「話す」といった動作がうまくできなくなったり、歯の変色の原因になったりします。またお口の中の清潔さが保てなくなり、虫歯や歯周病にもかかりやすくなります。お口の中の細菌が繁殖して口臭の原因にもなります。

ドライマウスの症状が出たら早めに受診するようにしましょう。

投稿者: 岩田歯科医院

2015.10.06更新

みなさん、こんにちは。
神戸市北区で開業している岩田歯科医院、院長の岩田です。

たまに、歯肉が痛くて歯ブラシが当てられないという相談を受けます。
そういった方は、腫れの原因を探り、治療をすることが大切です。そして、ホームケアも重要になってきます。

腫れているところは細菌が活動している証拠です。少しずつで良いので歯ブラシを行うようにしましょう。その際、歯ブラシの硬さは「やわらかめ」を使用してください。
磨き方は、歯ブラシを45度に傾け、歯と歯肉の境目に毛先を当てるようにしてください。当てたら左右に微動させてください。1㎜程度のストロークをするのがコツです。歯と歯肉の間に付着した歯垢がよく取れます。この磨き方をバス法といい、歯周病予防にも有効です。圧をかけない磨き方なので痛みが抑えられます。
また、歯ブラシは鉛筆を持つように持ち、優しく磨くようにしてみましょう。

歯肉が腫れたら放置せず、すぐに受診するようにしましょう。ホームケアも一緒に提案させていただきます。

 

投稿者: 岩田歯科医院

2015.10.04更新

みなさん、こんにちは。
神戸市北区で開業している岩田歯科医院、院長の岩田です。

歯の根の治療(神経の治療)は回数がかかります。始めに説明は受けていると思いますが、途中で、通院をやめてしまう方がとても多いです。

こちらとしても、その日に治療を終わらせることが出来ないのは、なんだか心苦しいのですが、やはり完全に虫歯を取り除くとなると、ある程度回数は必要になります。

歯の根の形は複雑で、確実に炎症を取り除くには回数がかかり、また一旦起きた炎症はすぐに引かないので、症状に合った薬を何回か交換する必要があります。

もし、根の治療を途中でやめてしまったらどうなるのでしょうか?
治療中は仮の蓋がしてありますが、あくまで仮ですので、治療を中断してしまうと、蓋がとれたり、隙間から食べ物が入って中が汚れたりして、痛みや腫れの原因になります。また、発熱、頭痛、顎のあたりまで痛む場合もあり、最悪の場合は抜歯しなくてはなりません。

根の治療は根気が必要ですが、ここで頑張ると予後が良くなります。
出来る限り定期的に通院して、途中で通院をやめてしまった方も早めに受診を再開してください。

 

投稿者: 岩田歯科医院

2015.10.03更新

みなさん、こんにちは。
神戸市北区で開業している岩田歯科医院、院長の岩田です。

乳歯は12歳頃にほとんどなくなって、24本の永久歯へと生え変わります。
たまに、乳歯は永久歯に生え変わるから虫歯になっても心配する必要はないと思っている方がいらっしゃいます。
しかし、それは間違いです。
今回は乳歯の役割についてお話します。

①噛む
よく噛むことで、お口の中にたくさん唾液が出るので、食物の消化・吸収がよくなります。また、噛む刺激が脳の発達にもよい影響を与えると言われています。

②話す
前歯が1本なかったら「さしすせそ」を正しく発音することが難しくなります。無理に発音するとクセのある話し方になってしまいます。歯が正しく生えそろっていることで発音も正しく育ってくるのです。

③永久歯を正しく導く
乳歯の下では、永久歯が成長し生える準備をしています。しかし乳歯が健康に生えそろっていないと、永久歯が正しい場所へと導かれず、歯並びにも影響してきます。

 

 

投稿者: 岩田歯科医院

医院紹介 噛み合わせ・顎関節症
予防歯科・一般歯科 審美的治療
入れ歯・ブリッジ・インプラント