2017.02.03更新

皆様こんにちは!神戸市北区の岩田歯科医院です。
先日、歯周病は他の病気を併発させる可能性が高い、とても怖い病であるとお話をしました。
実は、それだけではありません。
妊娠している女性が歯周病になってしまっていますと、その赤ちゃんへも悪影響を与える可能性があるということが、すでに調査や研究で分かっております。

ここ数年、いや十数年、初産年齢の高年齢化が進んでおります。
初産年齢が高年齢化しているということは、当然第二子、第三子はもっと高年齢での出産です。
私は、高齢出産を反対してはおりません。
どちらかといえば、高齢化社会を支えてくれる若き命を頑張って出産していただいているお母様方には尊敬さえ感じます。

しかし、高齢出産はリスクもあるのも事実です。
そのリスクの一つが歯周病であると、認識していただいてもよろしいかと思います。
20代よりも30代、30代よりも40代。
歯周病の発症率は上がっていくためです。

実は、妊娠中の女性が歯周病を発症していると、低体重児誕生率と早産の可能性がアップしてしまうのです。
低体重児や早産の可能性は他にも年齢やアルコール、喫煙などでアップしますが、それらの要因よりも確率が高いとされています。

投稿者: 岩田歯科医院

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