2015.09.05更新

みなさん、こんにちは。
神戸市北区で開業している岩田歯科医院、院長の岩田です。

最近は、TVのCMなどでもよく耳にする「知覚過敏」。
耳にするけど、知覚過敏って実際どんな病気か、どのような原因で起こるのか知っていますか?

今回は知覚過敏について簡単に説明していきます。

知覚過敏は、歯を磨いてる時、冷たい水を飲んだ時に、虫歯じゃないのに瞬間的に歯がしみたり、不快感を感じたりする症状のことです。

主な原因は①歯ぎしり②くいしばり③強いブラッシングによる歯と歯肉へのダメージです。
通常、歯の表面はエナメル質で覆われています。このエナメル質によって歯は守られ、刺激が感じなくなっています。しかし①~③の理由でこのエナメル質が削れてしまいます。そして、エナメル質が削れてくると、デリケートな象牙質という組織が出てきます。歯への刺激はこの象牙質から伝わり神経へと伝わります。これが知覚過敏がしみる原因です。

例えば、ブラッシングなんかで歯が削れてしまうの?と思いがちですが、歯ブラシは1日3回、毎日行うものです。少しずつですが、歯がダメージを受けて傷つき、削れていきます。

知覚過敏は虫歯と違って完全に治すことが難しい病気です。
知覚過敏にならないための対策が重要です。

投稿者: 岩田歯科医院

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