2017.05.12更新

こんにちは!神戸市北区の岩田歯科医院です。
お口の中をあけると、白い歯がたくさん生えています。
一般的に「歯」といいますと、この見えている部分の印象だと思いますが、実際の歯は、もっと歯ぐきの奥までつながっています。

実はこの歯ぐきの中に埋もれている部分に神経などもあり、まさに見えている部分の歯を支えるとても重要な部分になっています。
そしてここを支えているのが歯ぐきであり、歯がたとえ健康であっても歯周病などになってしまうと、この部分を支えることができなくなり歯が抜け落ちてしまうのです。

前にもお話している話ではありますが、今の歯科医療は率先して抜歯を行いません。
自然歯の温存に注力しています。
しかし残念ながら、日本の80歳高齢者の自然歯温存数は約4本。
皆様、ほぼ入れ歯です。
これは、昔は抜歯を今よりも簡単に行ってしまっていたという事実もありますが、歯周病によって歯が抜け落ちてしまっている結果も関わっています。
歯の健康への意識が昔から高い北欧諸国では、驚くことに現在の80歳のリサーチで、約20本の歯の温存ができているとも聞きます。

見えている部分だけでなく、歯ぐきの中の見えている歯の部分を支えているところに関しても、注視して口腔内の健康を考えていきましょう。
これが歯を残すためには重要なことです。

投稿者: 岩田歯科医院

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