みなさん、こんにちは。
神戸市北区で開業している岩田歯科医院、院長の岩田です。
今回は歯周病の進行についてお話していきます。
健康な状態は通常、歯と歯肉の隙間、歯周ポケットと言われているものが1~3㎜あります。
しかし、歯周病が発生すると、軽度の状態では歯肉の炎症で歯周ポケットが3~5㎜程度になり歯槽骨や歯根膜が破壊されはじめます。
中度になると歯周ポケットは4~7㎜程度になり、さらに炎症が広がり、歯槽骨も半分近くまで破壊され歯に動揺が見られるようになります。
さらに重度の歯周病になると、歯周ポケットが6㎜以上になり歯槽骨が半分以上破壊され、歯の動揺もひどくなり、そのままにしていると歯が抜け落ちてしまいます。
なかなかご自身では、歯周ポケットの状態や、歯槽骨の状態はわかりません。異変を感じた時には既に歯周病は進行しています。
歯がなくなる原因の一番は、歯周病です。
大切な歯をしっかり守る為にも、定期検診を受診するようにしましょう。