2015.05.08更新

みなさん、こんにちは。
神戸市北区で開業している岩田歯科医院、院長の岩田です。

ホームページの歯周病の所でもふれましたが、今回は歯周病のステージについてお話します。
少し前までは歯槽膿漏と言っていましたが今では歯周病でしっかりと浸透しているのではないでしょうか。
歯周病は日本人成人の8割が罹患していると言われています。歯を損失してしまう原因のトップも歯周病です。
とても怖い病気ですよね。
しかし、歯周病はご自身でなかなか気づきにくい病気です。虫歯は痛みを伴うので初期の段階でも来院する方は多いですが、歯周病の初期症状を訴えて来院する方は本当に少ないです。
あれ?おかしいなと思った時にはだいぶ進行していたなんて事が多いのが歯周病なのです。

歯周病のステージとしては

ステージ1
歯肉が腫れ、歯ブラシの際に出血するようになります。

ステージ2
ステージ1に加え、歯肉が下がりはじめます。また出血の他に膿が出て、口臭を感じるようになります。

ステージ3
ステージ1、2に加え、歯がぐらつきそのままにしていると抜け落ちてしまうまでになります。重度の症状です。

歯周病は骨吸収をしていきますので、進行すると歯を支えきれなくなり、最終的に抜け落ちてしまいます。
予防、早期発見がとても重要です。
気づきにくい病気だからこそ、定期的な検査は必要ですね。

投稿者: 岩田歯科医院

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